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​森の茶会

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​【 市川 孝 】

新緑のカテリーナの森の空間にて

市川 孝さん制作の茶車で

中国茶・台湾茶をお楽しみいただけます。

場 所:Sing Bird 空間内
料 金:

 

※事前予約はしておりません。当日茶会スペースで受付を行って下さい。

茶車と茶器

私は2007年に茶人の李曙韻さんに出会い台湾茶を知りました。その香り高い台湾茶に驚き、李先生のお茶の美しさと自由さに新しいお茶の世界を知りました。

その後、李先生が活動の拠点を北京に移されたこともあり、中国茶に出会うことになります。大陸のお茶はそれは豊かで変化に富んでいました。

お茶が食べ物であり、薬であり、禅との繋がりや世界への拡がりなど、茶文化の歴史からその奥深さを知り、ますますお茶の魅力にはまっていきました。

茶器作りは難しいです。 しかし、道具作りを通してのお茶との関わりは面白く、お茶淹れから道具を考えることにやり甲斐を感じています。また美味しいお茶に出会うとお茶の産地にも行ってみたくなり、人を魅了するお茶の原産地である西双版納(シーサンパンナ)で、お茶の古樹にも出会いたいと思うようになりました。その後ご縁が有り樹齢1000年程の古茶樹に出会う機会を得ました。

古樹の茶葉はそれは大きく、お茶の樹は見上げる程の高さで、 知っているお茶の木とは明らかに違い、山の野生の古樹の様子から伸びている根っこや浴びている陽射しを想像したくなりました。

 お茶の歴史の中で茶道が生まれていきますが、古樹(お茶の源)を直接この目で見たことで新たな気持ちで「茶」を感じる様になりました。またお茶を取り巻くこと【月(季節)、火(陽)、水(体)、木(葉、根)、金(日)、土(陶磁器)】との関係も魅力的でとても気になっています。

 こうした数々の茶縁とも言うべき繋がりから多くの方にお茶の魅力を道具から伝えていきたいと思うようになる中、中国の杭州茶葉博物館で「宋代斗茶図」や文人たちの野外でいただくお茶の絵の数々に興味を抱きました。

それらの絵から茶道の茶箱とは違う「なにやら面白いものを持ち出しているな」と思いこれもお茶の愉しみ方のひとつだと強く感じ、茶器だけではなく茶車を作ることになりました。

 

市川孝

 

1967年 滋賀県生まれ

    大学で、彫刻を学ぶ

1993年 古谷製陶所(滋賀県信楽町)勤務

1997年 森岡成好氏(和歌山県在住)に師事

1999年 倒炎式薪窯と灯油窯を築窯

2000年 全国各地で個展を中心に活動

    その後   半地下式薪窯、炭薪窯を築窯

2008年 人澹如菊茶書院(台湾)

    その後   台北茶家十職(台湾)、北京茶家十職(中 国)で個展

               茶菓花器事(chakakigoto)、茶遊記(chaiyuuki)などの活動を仲間と                  している。

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​【 空中茶屋 】

山香の集落で、新芽だけを手で摘み取り、いい香りが出てくるまで発酵し、香りと味が凝縮されるように手揉みして、焙煎で固定する青茶作りも4年目となりました。

 

※青茶とは、中国茶の中で半発酵のお茶を意味し、代表的なものに烏龍茶があります。

Singbird Concertの時期はちょうどお茶づくりの時期です。2019年の4月終わりから5月初めに作る瑞々しい青茶と、2017年5月20日に作り熟成した青茶をお出しします。
中国・台湾式の小さな器で何杯も飲み、変わりゆく香りと味をお楽しみください。

場 所:Sing Bird 空間内
お席料:

 

※事前予約はしておりません。当日茶会スペースで受付を行って下さい。

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